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Windows 10 → 11でSQL Server関連のパフォーマンスカウンターが利用不能になる問題
Windows Server 2016 → Windows Server 2019へのバージョンアップでも発生
2022年3月9日 15:06
米Microsoftは3月8日(現地時間)、「SQL Server」を構築済みの日本語環境でWindowsをバージョンアップすると、「SQL Server」関連のパフォーマンスカウンターが利用できなくなるケースがあることを明らかにした。以下のバージョンアップパターンで発生が確認されているという。
- Windows 10 → Windows 11
- Windows Server 2016 → Windows Server 2019
具体的には、パフォーマンスカウンターの選択画面で[SQL Server:XXXXX]という名称のカウンターが表示れなくなる。また、該当のカウンターに対応するWMIクラスも利用できなくなるとのこと。
この問題は、「SQL Server」の修復インストールで解決できるとのこと。また、以下のコマンドでパフォーマンスカウンターを再登録することでも対処できるとのこと。
# 管理者権限の「コマンド プロンプト」を起動し、以下のコマンドを実行
# 1. カウンターを再構築
cd c:\windows\system32
lodctr /R
cd c:\windows\sysWOW64
lodctr /R
# 2. WMIでカウンターを再同期
WINMGMT.EXE /RESYNCPERF
# 管理者権限で「PowerShell」を起動し、以下のコマンドを実行
# 3. パフォーマンス ログと警告サービスを停止して再起動
Get-Service -Name "pla" | Restart-Service -Verbose
# 2. WMIサービスを停止して再起動
Get-Service -Name "winmgmt" | Restart-Service -Force -Verbose