任意に指定したアプリケーションの終了を感知してデスクトップに現れ、ねぎらいの声をかけてくれる癒し系のデスクトップマスコット。たとえば一人きりで残業することの多い人や、労をねぎらってくれる家族がいない独身男性、いてもねぎらってもらえない寂しいお父さんなどにお勧め。

　タスクトレイに常駐するので、まず右クリックメニューから設定を行う。標準で用意されたキャラクターは、年の離れた妹か娘のような“ちっちゃ子さん”、ツンデレ風味の“つり目っ子さん”、爽やかな“大人っ子さん”の3人で、いずれか1人を選択可能。終了監視の対象とするプログラムは、実行中のプロセスリストから選択、または照準マークをターゲットウィンドウにドラッグ＆ドロップすれば容易に選択できる。あとは［決定］ボタンで設定画面を閉じれば準備OK。

　以後、指定プログラムを終了させるとキャラクター画像がデスクトップ中央に現れ、『よく頑張ったね、えらいえらい』『忙しいからって、ご飯抜いたら怒るわよ』『おつかれさま、あんまり無理しないでね』などの女性ボイスが再生される。セリフはキャラクターごとに複数パターンあり、ランダムに変わる仕組み。表示キャラクターはクリックで消える。

　なお筆者が使ってみたところ、使用状況や環境によってはよけいに寂しく感じることがありそうなので注意。また、本ソフトは64bit版のWindows上でも動作するが、終了監視の対象は32bit版アプリケーションのみ対応となっている。