Basic言語によるプログラム開発ソフト「ActiveBasic」v2.00βが公開
GUIプログラムやマルチスレッドプログラムも開発可能
(00/05/10)
Basic言語でWindowsアプリケーションを開発できるソフト「ActiveBasic」v2.00βが、6日に公開された。同じ作者のソフト「VersatileBasic」の新バージョンで、ウィンドウとコントロールを使ったGUIプログラムや、マルチスレッドプログラムが開発可能になった。Windows 95/98/NT 4.0/2000対応のフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「ActiveBasic」は、Basic言語でWindowsアプリケーションを開発できるソフト。同じ作者のソフト「VersatileBasic」の新バージョンで、N88BASICを実行したときのように背景が黒のシンプルなウィンドウでテキストやグラフィックを表示できるほか、ファイルの入出力やMIDI/WAVファイルの再生などを行える。作成したプログラムは、EXEファイルに変換することで「ActiveBasic」本体がインストールされていない環境でも実行できる。
今回のバージョンでは複数のウィンドウを使ったり、ボタンやテキストボックスなどのコントロールを利用したGUIプログラムを開発できるようになっただけでなく、高速に並列処理が行えるマルチスレッドアプリケーションも開発可能になった。また、「VersatileBasic」ではBasic言語のソースコードを外部のテキストエディターで編集する必要があったが、「ActiveBasic」にはテキストエディターが同梱されている。同梱のテキストエディターのメニューから「ActiveBasic」を起動して作成中のプログラムの動作を確認したり、「ActiveBasic」本体を起動することなく編集中のソースコードをEXEファイルに変換可能だ。
【著作権者】Discoversoft
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.00β(00/05/06)
□Discoversoft
http://www2s.biglobe.ne.jp/~yamadai/
□窓の杜 - Basic言語インタープリター「VersatileBasic」β v0.72がリリース
http://www.forest.impress.co.jp/article/1999/09/02/versatilebasic.html
(日沼 諭史)