頭の両脇と首周りがオレンジ色のオウサマペンギンです

　泳ぐことと、助走をつけておなかで滑るのが得意で、体型は紡錘形（ぼうすいけい）のペンギン。鳥だけど空は飛べなくて、ペタペタとユーモラスに歩く姿は赤ちゃんのよう。動物番組を見てるとき、子どもに『ママ、ペンギン飼おうよ』と言われたので、『ペンギンは普通の家では飼えない動物よ』と答えたら、ふくれっ面になっちゃいました。でも、ふくれたって無理なんだよね……。

　ということで、今回ご紹介するのは「オウサマペンギン」です。完成すると高さ約20センチと本物の1/5スケールで、デフォルメされていないリアルな姿のオウサマペンギンになります。オウサマペンギンは、頭の両脇と首から胸にかけてオレンジ色の模様があるのが特長で、ペンギンのなかではコウテイペンギンに次いで大きいそうです。

パーツは胴体、頭、くちばし、足、羽、台座の10点です

　“おうちでアクアスタジアム”トップページから［ペーパークラフト］－［ペーパークラフト一覧］とたどったのち、［ペーパークラフトダウンロード］をクリックすれば、PDF形式の型紙がダウンロードできます。作り方は別PDFファイルで用意されており、組み立て方が分かりやすく説明されています。

ペンギンって、こう見ると意外と猫背ですね

　今回は、A4サイズのマットタイプ紙を2枚用意しました。しっかりとした厚みがあり、光沢のない落ち着いた質感がペンギンにぴったりだと思います。まず輪郭線に沿ってパーツをカットします。切り込みを入れる箇所がいくつもあるので、切りすぎないように慎重に作業しましょう。折り線はあらかじめ先の尖ったものでなぞっておき、折り目をつけておくと形が作りやすくなります。糊しろや貼り合わせのガイドラインも描かれているので、迷わず貼り合わせられるでしょう。

　しばらくむくれていた子どもも、テレビに映った姿そのままのペンギンを見て、すっかり機嫌を直しました。品川プリンスホテル内にこの春オープンした水族館“エプソン品川アクアスタジアム”では、海の生き物たちの世界をペーパークラフトで再現した企画展示を、5月23日より開催しているそうです。オウサマペンギンに会いたい人やペーパークラフトファンは、品川へ遊びに行ってみませんか？

【著作権者】ごとう けい　氏、エプソン販売（株）
【ファイル形式】PDF形式
【ファイルサイズ】267KB

□読める　遊べる　楽しめる　おうちでアクアスタジアム
http://www.i-love-epson.co.jp/aqua/
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（小松 佳那）