NEWS(09/09/25 15:42)
IE/FirefoxのサイドバーでWebページにコメントをつけられる“Google Sidewiki”
さまざまなWebページへ追加情報・注釈・意見を書き込んでみんなで共有できる
米Google Inc.は23日(現地時間)、Webページへみんなでコメントや注釈をつけられる新機能“Google Sidewiki”を搭載した「Google ツールバー」を公開した。現在、同社のWebサイトから本機能を搭載したIEおよび「Firefox」用の「Google Toolbar with Sidewiki」をダウンロードできる。なお、本機能は日本語対応が公式には表明されていないが、編集部にて試用したところ問題なく利用できるようだ。
本機能を利用すれば、コメントや注釈といった“エントリ”をさまざまなWebページへ書き込むことが可能になる。“サイドウィキ”のエントリは、Googleのアカウントさえもっていれば“Wiki”のように誰でも書き込むことが可能。書き込まれたエントリは自動的にすべてのユーザーへ公開され、当該Webページに関する追加情報やヘルプ、意見などをみんなで共有可能となるわけだ。
IE版・「Firefox」版ともに操作方法はほぼ同じ。まず、エントリを記述するには、ツールバー上の[サイドウィキ]ボタンを押そう。するとWebページ左側へ“サイドウィキ”のエントリを閲覧・追加できるサイドバーが開く。エントリはWebページ全体のほか、Webページ上の特定文章・語句を対象にすることも可能で、その場合は当該箇所を選択した状態でエントリの追加を行えばよい。
“サイドウィキ”が書き込まれたWebページを閲覧すると、ページ左側に細い通知バーが現れるので、サイドバーは常時開いておく必要はない。通知バー上の吹き出しアイコンをクリックすれば、いつでも当該箇所につけられた“サイドウィキ”のエントリをサイドバーで閲覧することができる。
初期状態で表示されるエントリは、ほかのユーザーに“役にたった”と評価されたものなど、ある程度質の高いエントリのみだが、“すべてのエントリを表示”リンクをクリックすることですべてエントリを表示させることも可能。
なお、編集部にて試用したところ、ダウンロードした「Google ツールバー」の言語設定が日本語以外になることがあった。初期状態では、「Google ツールバー」で設定された言語以外の“サイドウィキ”を参照できない設定になっているので、言語設定を日本語へ変更しておこう。また、[サイドウィキ]ボタンのプルダウンメニューから開ける設定画面上で、日本語の“サイドウィキ”のみを表示する設定をOFFにすることで、英語などほかの言語の“サイドウィキ”を参照するように設定することも可能。
IE用「Google Toolbar with Sidewiki」
- 【著作権者】
- Google Inc.
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 6.3.911.1819/ja(09/09/23)
「Firefox」用「Google Toolbar with Sidewiki」
- 【著作権者】
- Google Inc.
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/Vistaなど
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 6.1.20090917Wb1(09/09/23)