NEWS(11/11/11 15:37)

Adobe、脆弱性を修正した「Adobe Flash Player」と「Adobe AIR」の最新版を公開

同社の基準で深刻度が4段階中最高の“Critical”に分類された脆弱性2件を修正

 米Adobe Systems Incorporatedは10日(現地時間)、「Adobe Flash Player」の最新版v11.1.102.55と、「Adobe AIR」の最新版v3.1.0.488を公開した。最新版の主な変更点は、両ソフトに共通して存在した脆弱性2件を修正したこと。

 脆弱性は、いずれも同社の基準で深刻度が4段階中最高の“Critical”に分類されており、メモリ破壊などが原因で強制終了を引き起こし、攻撃者にシステムをコントロール恐れがあった。

 また、いくつかの不具合が修正されているほか、「Adobe AIR」がiOS5に対応している。

 「Adobe Flash Player」はWindows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7および64bit版のWindows 7、「Adobe AIR」はWindows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7および64bit版のVistaに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。

「Adobe Flash Player」

【著作権者】
Adobe Systems Incorporated
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/7 x64
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
11.1.102.55(11/11/10)

「Adobe AIR」

【著作権者】
Adobe Systems Incorporated
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/Vista x64
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.1.0.488(11/11/10)

(長谷川 正太郎)