インテル製CPUの“AVX2”に対応した高速動画コーデック「AMV4ビデオコーデック」

「AMV4ビデオコーデック」v4.00

　高速処理が特長でリアルタイムエンコードに適した動画用コーデック“AMVビデオコーデック”シリーズの最新版となる「AMV4ビデオコーデック」v4.00が、26日に公開された。最新版の主な変更点は、インテル製のCPUに搭載されている“インテル アドバンスト・ベクトル・エクステンション 2（インテル AVX2）”に対応するなどして、処理速度が大幅に向上したこと。

　また、2次圧縮を行う仕様に変更されて圧縮率も向上したほか、64bit版が用意され、64bit版のアプリケーションから直接本コーデックを利用できるようになった。なお、本コーデックは32bit版インストーラーも用意されているが、作者によると動作確認を行っていないため、対応OSとしては64bit版のWindows 7/8.1のみとしているとのこと。

　そのほか、本バージョンから“インテル SSE4.1”命令に対応したCPUが動作必須条件となっている。

　「AMV4ビデオコーデック」は、64bit版のWindows 7/8.1に対応する2,808円（税込み）のシェアウェアで、試用中は本ソフトのロゴが生成する動画に挿入されるが、そのほかの制限はない。現在、作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

「アマレコTV Live アマミキ！」v3.10

　さらに同日、DirectShow対応キャプチャーカードの映像やデスクトップ上を録画できる同作者製のソフト「アマレコTV Live アマミキ！」もv3.10へバージョンアップし、「AMV4ビデオコーデック」に対応している。

　「アマレコTV Live アマミキ！」は、Windows XPおよび64bit版の7/8.1に対応するフリーソフトで、現在作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。なお、利用するには「AMVビデオコーデック」が別途必要。