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デスクトップ動画キャプチャーが可能になった「アマレコTV Live アマミキ!」v3.00c

他のウィンドウが重なっても映り込まない“キャプチャ・ウィンドウ”モードを備える

「アマレコTV Live アマミキ!」v3.00c

 ビデオキャプチャーカード経由の映像を快適に表示・録画できる「アマレコTV Live アマミキ!」の最新版v3.00cが、23日に公開された。最新版の主な変更点は、デスクトップの動画キャプチャーソフト「アマレココ」の機能を統合し、デスクトップを動画としてキャプチャーできるようになったこと。

 デスクトップの動画キャプチャー機能では、デスクトップ上の指定した範囲やウィンドウをキャプチャーできるほか、本ソフトが従来から備える配信機能やリプレイ再生機能といった便利な機能も併用可能。また、ウィンドウをキャプチャーする際には、指定ウィンドウの上に他のウィンドウが重なっても映り込まない“ウィンドウ・キャプチャ”モードも利用できる。

 そのほか、マウスカーソルを録画に含めるかどうかを選択可能。また、動画の右上に録画時の日時を挿入する機能を備えるほか、Aeroの半透明ウィンドウのキャプチャーにも対応している。なお、デスクトップ動画キャプチャー機能を利用するには、あらかじめインストールフォルダ内にある“live_setup300.exe”を実行・インストールする必要がある。

“ウィンドウ・キャプチャ”モード
動画の右上に録画時の日時を挿入する機能などを備える

 さらに、基本機能も強化されている。たとえば、最小化ボタンを押した際にタスクトレイへ格納するオプションや、録画した動画の表示サイズを半分にするオプションが追加された。また、録画時の音声をMP3形式で圧縮する際のビットレートを指定できるようになったほか、Windows 7でPCで鳴っている音を録音する“アマステ”機能で6chや8chといったマルチチャンネルに対応した。

最小化ボタンを押した際にタスクトレイへ格納するオプション
録画時の音声をMP3形式で圧縮する際のビットレートを指定できるように
設定画面の[ホットキー]タブ

 加えて、ショートカットキーを指定する設定画面の[ホットキー]タブで“グローバル フック”オプションを有効にすると、本ソフトにフォーカスがなくても動作するホットキーとして動作するようになった。また、プレビュー機能の音声が歪みづらくなるなど多くの機能向上・仕様変更・不具合修正が施されている。

 本ソフトは、Windows XPに対応するフリーソフトで、編集部にて64bit版のWindows 7で動作確認した。現在作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。なお、利用するには同作者製の動画用コーデック「AMVビデオコーデック」が別途必要なほか、Windows Vista以降での利用時にはいくつかの制限事項がある。詳しくは、作者サイトのFAQを参照してほしい。

ソフトウェア情報

「アマレコTV Live アマミキ!」
【著作権者】
amaman 氏
【対応OS】
Windows XP(編集部にてWindows 7 x64で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.00c(13/09/23)

(長谷川 正太郎)