「Google Earth」のサインインプロセスがアップデート、v7.1.5への更新を

「Google Earth プロ」v7.1.5.1557

　米Google Inc.は、3D地図ソフト「Google Earth」「Google Earth プロ」の最新版v7.1.5を公開した。Windows/Macに対応しており、現在、本ソフトの公式サイトから無償でダウンロード可能。

　「Google Earth」は、フリーの3D地図ソフト。「Google Earth プロ」はその上位版で、「Google Earth」の諸機能に加え、より高解像度での印刷や選択した領域の面積・半径・外周の測定、動画の作成・共有などの機能をサーポートする。「Google Earth プロ」は当初有償で提供されていたが、今年1月に無償化されている。

　本バージョンにおける主な変更点は、“Google アカウント”へのサインインプロセスで利用していた“OAuth 1.0”を“OAuth 2.0”へアップデートしたこと。“OAuth 1.0”でのサインインは非推奨とされており、「Google Earth」「Google Earth プロ」の旧バージョンを利用しているユーザーは5月30日をもって“Google アカウント”へサインインできなくなるので注意したい。

　そのほかにも、Mac OS Xで自動更新処理が正常に行えない不具合が修正されているという。

　なお、編集部にて確認したところ、執筆時現在ダウンロードページで配布されているインストーラーを利用すると、1つ古いv7.1.4がセットアップされるようだ。ダウンロードページの“詳細設定”欄で［Google Earth の推奨アップデートを自動的にインストールする。］オプションを無効化して［同意してダウンロード］ボタンを押すと、v7.1.5をダウンロードできる。