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Apple、「iTunes」v12.3.2を公開。“Apple Music”の改善と脆弱性の修正が施される

CVE番号ベースで12件。Windows 7およびそれ以降のバージョンのWindowsに影響

「iTunes」v12.3.2.35

 米Apple Inc.は11日(現地時間)、メディアプレイヤー「iTunes」の最新版v12.3.2を公開した。本バージョンでは、“Apple Music”カタログでクラシック音楽をブラウズする際に作品・作曲者・演奏者などの情報を閲覧できるようになった。

 そのほかにも、CVE番号ベースで12件の脆弱性が修正されているので注意。いずれもレンダリングエンジン“WebKit”に存在する不具合によるもので、Windows 7およびそれ以降のバージョンのWindowsに影響する。

 脆弱性の内容は、メモリ破壊の脆弱性により細工が施されたWebサイトへ「iTunes」でアクセスすると任意のコードが実行される、入力検証処理の不備によりユーザーの閲覧履歴が漏洩してしまうといったもの。できるだけ速やかなアップデートを心掛けたい。

 「iTunes」は現在、同社のWebサイトからWindows版およびMac版が無償でダウンロード可能。Windows版は64bit版を含むWindows 7以降に対応する。

ソフトウェア情報

「iTunes」Windows版
【著作権者】
Apple Inc.
【対応OS】
64bit版を含むWindows 7以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
12.3.2.35(15/12/11)

(樽井 秀人)