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Mozilla、2件の脆弱性を修正した「Thunderbird 38」系統の最新安定版を公開
深刻度の内訳は“最高”が1件、“高”が1件
(2016/5/9 14:48)
Mozillaは4日、メールソフト「Thunderbird」v38.8.0を公開した。本バージョンは脆弱性を修正したセキュリティアップデートとなっている。
「Thunderbird」v38.8.0は、旧バージョンである「Thunderbird 38」系統の最新版。「Thunderbird」は「Thunderbird 24」から通常版と法人向けの延長サポート版(ESR: Extended Support Release)が統合されており、新しいメジャーバージョンである「Thunderbird 45」がリリースされた後も、移行のために2サイクル(12~14週間)の重複期間を設け、「Thunderbird 38」系統のアップデートが並行して提供されている。
今回のアップデートで修正された脆弱性は全部で2件。深刻度の内訳は、Mozillaの基準で4段階中最も高い“最高”が1件、2番目に高い“高”が1件となっている。
「Thunderbird」はWindows XP/Server 2003/Vista/7/8/10および64bit版のVista/7などに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのFTPサイトからダウンロード可能。「Thunderbird」v38.7.0で自動アップデート機能を利用した場合は、最新版のv45.0.0へアップデートされる。
ソフトウェア情報
- 「Thunderbird」Windows向け安定版
- 【著作権者】
- contributors to the Mozilla Project
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/7/8/10および64bit版のVista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 38.8.0(16/05/04)