『杜のAndroid研究室』では、スマートフォン向けOS“Android（アンドロイド）”をテーマに、窓の杜スタッフが厳選したアプリなどを紹介していく。今回は、思わずニヤリとする面白アプリ「コトバトコ」「AR Shooting」「貧乏ゆすり計」「スカウターLite」「居合い斬り～Japanese Sword～」「Droid君カメラ」「Android メーカー」「滑舌チェッカー 無料版」「かめはめ波」の使い方と機能を紹介しよう。

吹き出すフレーズと出会えるかも!?「コトバトコ」

　「コトバトコ」は、2つの言葉をランダムに組み合わせて表示するアプリ。起動すると一組の言葉の組み合わせが表示され、［リロード］ボタンを押して次々と言葉の組み合わせを切り替え可能。シュールなフレーズや、思わずツッコミたくなるフレーズ、なぜか妙にマッチしたフレーズなど、面白いフレーズが出来上がることがある。

　気に入ったフレーズはTwitterに投稿したり、コメントをつけて“傑作”として評価したりできる。［傑作選］タブでは、ほかのユーザーが選んだ“傑作”フレーズを閲覧可能。組み合わせに使う言葉を、自分で登録することも可能だ。何度も［リロード］ボタンを押して、面白いフレーズを発見しよう。

本物の銃を撃つ気分が味わえる「AR Shooting」

　「AR Shooting」は、Androidのカメラを通して見える景色に向けて、銃を撃つ気分が味わえるアプリ。バイブレーションで銃を撃ったときの反動を体感できたり、薬莢の転がる音が聞こえたりと、非常に凝った作りとなっている。

　リボルバーやサブマシンガン、ショットガンなど全7種類の銃を選択可能。それぞれの銃で射撃音や撃った際のモーションが異なり、銃の種類によってはオート連射もできる。映画の刑事やスパイになった気分で撃ちまくろう。

敵の戦闘力をチェック！「スカウターLite」

　「スカウターLite」は、相手の顔を認識して戦闘力を測定できるアプリ。起動すると、緑のレンズ越しにカメラの向こうが表示されるので、戦闘力を測定したい相手の顔を捉えて、画面の右端をタップしよう。顔認識モードをONに設定している場合は、自動で顔を認識して測定した戦闘力を表示する。

　顔認識がうまくいかない場合などは、顔認識モードをOFFに設定すればレンズに映るものの戦闘力を測定可能だ。戦闘力が表示された画像はSDカードに保存することもできる。友人同士で戦闘力を測定し合って楽しんだり、上司や妻の戦闘力をこっそり測定してみるなど、さまざまな使い方が考えられる。敵の戦闘力を知って、いざというときに備えよう。

あの技をAndroidから繰り出そう！「かめはめ波」

　「かめはめ波」は、マンガ“ドラゴンボール”に登場する技、“かめはめ波”を使った気分になれるアプリ。端末を握り、画面の指示に従って“か”“め”“はめ”“は”という4ステップの仕草をすれば、最後の“は”と同時に“かめはめ波”が放たれる。画面に表示される波紋と効果音、端末のバイブで、まるで“かめはめ波”を放ったような気分を味わうことが可能だ。

　波紋の表示が終わると、画面に地図が表示され、GPSで特定された現在地からの“かめはめ波”の軌道を確認可能。その後、“戦闘力”が表示され、“かめはめ波”の威力も確認できる。3ステップ目の“はめ”で、端末を縦により多く振るのが“戦闘力”を高めるポイントだ。子供の頃に挑戦した人も多いであろう“かめはめ波”を、本アプリで思う存分繰り出そう。

時代劇の定番シーンを再現「居合い斬り～Japanese Sword～」

　「居合い斬り～Japanese Sword～」は、時代劇の殺陣シーンを再現できるアプリ。画面に日本刀が表示されるので、フリック操作で刀を鞘から抜いたあと、実際に端末を振り回して斬りつけ、再びフリック操作で刀を鞘にしまうという一連の動作を行う。

　斬りつけたときと刀を鞘にしまったときの効果音が再生されるのはもちろん、刀を仕舞った瞬間に斬られた相手が発するお馴染みの断末魔の叫び声も再現しているのがこだわり。一度の動作で何人もの敵を斬りつけることが可能で、断末魔の叫び声は斬った相手の数だけ再生される。ストレス解消にもピッタリな本アプリで見えない敵を斬りまくろう。

イライラ度合いを計測する「貧乏ゆすり計」

　「貧乏ゆすり計」は、“貧乏ゆすり”を30秒間に何回したかを計測できるアプリ。端末を膝の上に置いて手で押さえ、［開始］ボタンを押して計測開始。30秒経過すると測定が止まり、貧乏ゆすりの回数がわかる。

　歩数計としても使用でき、歩数、移動距離、平均移動速度を計測可能。貧乏ゆすりの回数で自分のイライラ度合いが測れるかもしれない本アプリだが、くれぐれも貧乏ゆすりで周りの人をイライラさせることのないように注意しよう。

“ドロイド君”と一緒に写真を撮影！「Droid君カメラ」

　「Droid君カメラ」は、撮影する写真にAndroidのマスコットキャラクター“ドロイド君”を配置できるカメラアプリ。“ドロイド君”との2ショット写真を撮影したり、風景の写真に“ドロイド君”を登場させることなどが可能だ。アプリを起動すると、撮影画面に“ドロイド君”が表示される。

　“ドロイド君”の位置やポーズ、色は18パターンから選択可能。パターンを選択したら、“ドロイド君”と被写体が重ならないようにカメラの向きを調整して、［撮影］ボタンを押す。すると、“ドロイド君”と一緒に写った写真が出来上がり、SDカードに保存できる。本アプリで撮影した写真は、メニューから“PhotoGallery”を開いて閲覧可能だ。旅行先やイベント会場などで、“ドロイド君”との思い出の一枚を撮影しよう。

自分にそっくりな“ドロイド君”を作ろう！「Android メーカー」

　「Android メーカー」は、“ドロイド君”をベースに、オリジナルのキャラクターを作成できるアプリ。手足の長さや顔の大きさ、体型を調整でき、服装や髪型はさまざまなパターンから選択して、自分好みのキャラクターや自分や友人にそっくりなキャラクターを自由に作成できる。

　ランダム作成機能もあり、いちから作るのが面倒な人でも簡単にオリジナルキャラクターを作成できる。作成したキャラクターの画像は、保存して連絡先の画像に設定したり、メールで友人などに送信することも可能。SNSなどで顔写真を使うことに抵抗を感じる人でも、本アプリで作成した画像なら安心して使えそうだ。

お題にチャレンジして滑舌をテスト「滑舌チェッカー 無料版」

　「滑舌チェッカー 無料版」は、端末に向かって早口言葉などをしゃべることで滑舌の良さを採点できるアプリ。画面上部に早口言葉や方言、ことわざなどの“お題”が表示され、［次のお題］ボタンを押せばランダムに“お題”が切り替わる。［お題に挑戦！］ボタンを押して端末にお題を発音すれば、滑舌の良さの採点して結果を確認可能。

　音声の認識にはGoogle音声検索を使用しており、音声入力された内容と“お題”を照合して採点する仕組み。100点満点の採点と同時に、実際に音声入力された内容や本アプリのキャラクター“カツゼツロイドおじさん”の表情も楽しめる。飲み会などで友人と一緒に挑戦して、滑舌の良さを競い合ってみるのも盛り上がるかも。