FIFO方式のクリップボード履歴ソフト。表計算ソフトなどを使っていて、複数のデータを同じ順に別の場所へコピーしたいときなどにお勧め。

　FIFO（First In, First Out）方式とは、メモリなどへ入れたものを入れた順に頭から取り出す方式のこと。本ソフトを使えば、複数のテキスト文字列などをクリップボードへ連続でコピーし、コピーした順に最初のほうから連続で貼り付けることが可能になる。

　さらに貼り付けの“ループ機能”もあり、連続コピーしたテキストすべてを連続貼り付けしたあと、最初のテキストから同じ順に繰り返して何回でも連続で貼り付けられる。コピーした順序がわからなくなった場合なども、16個までのクリップボード履歴一覧を表示でき、任意のものを選択して貼り付けることが可能。

　FIFOモードやループモードの切り替えはホットキーまたはタスクトレイアイコンの右クリックメニューから行うが、コピーや貼り付けの操作自体はWindows標準の［Ctrl］＋［C］キーや［Ctrl］＋［V］キーなどを使うため、操作に迷うことも少ないだろう。