Windowsがスタンバイや休止状態へ移行するのを手軽に無効化できる常駐ソフト。たとえばキーボードの“スタンバイ移行ボタン”が誤って押しやすい位置にあって困るという人にお勧め。また、PCをサーバーにしていてスタンバイや休止状態は使えなくしたい、といった場合にもいいだろう。

　起動するとシステムに常駐し、以後はスタートメニューなどから“終了オプション”の［スタンバイ］や［休止状態］を選択しても何も起こらなくなるほか、コントロールパネルの“電源オプション”の“電源設定”にある“システムスタンバイ”や“システム休止状態”をどのように設定していても、スタンバイや休止状態へは自動移行しなくなる。

　なお、本ソフトのウィンドウやタスクボタン、タスクトレイアイコンなどは一切表示されないので注意。そのため本ソフトを終了するには、Windows自体をログオフ・終了・再起動するか、「タスク マネージャ」などから本ソフトのプロセスを強制終了させる必要がある。またPC環境や使用ソフトによっては、本ソフトを使ってもスタンバイや休止状態への移行が無効にならない場合もあるようだ。