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ウィンドウに毛を生やして育てる環境改善ツール「窓の毛」v2.323
ツールバーもタイトルバーも“ファーシェーディング”でふっさふさ
(02/04/01)
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「窓の毛」v2.323 |
ウィンドウに毛を生やして育てる環境改善ツール「窓の毛」v2.323が、1日に公開された。Windows 98/Me/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできたかもしれない。なお、動作にはDirectX 8.0以降が必要と仮定する。
「窓の毛」は、Windowsレジストリの毛乳頭に刺激を与え、ウィンドウに隠されていた毛穴を開いて発毛を促すソフト。起動して数分待つと、アクティブウィンドウのメニューやタイトルバーに、液晶ディスプレイのドット抜けのような点がぽつぽつと出現し、うぶ毛が生えてくる。発現個所はウィンドウごとに異なり、同じ仕様のマシンを使用していても全く異なる生え方をする。Windowsを終了するときは、それまでの発毛状況が自動的に保存されるので安心だ。タスクトレイ内に1本だけ生えている長い毛をクリックすると、カスタムウィンドウが表示される。生物の種類、色、長さ、部位などが設定できるので、「どうしてもウィンドウ内だけは毛を生やしたくない」「毛はちぢれますか?」と心配する人にも対応する。「窓の毛」本体とは別に、毛を手入れするための「トリミング」や「シャンプー」など、4つのおまけソフトが付属している。
編集部で育毛してみたところ、最新のCG技術“ファーシェーディング”を駆使した毛並みが半日ほどで確認できた。ふっさふさのウィンドウをリアルタイムにそよがせるには、かなりのマシンパワーが必要のようだ。つやつやな毛並みのウィンドウを維持するには、手間も暇もお金もかけなければならない。ウィンドウの画一的な見かけに飽き飽きした人にとって、悩殺的な環境改善ソフトだ。
【著作権者】W-Hair 氏
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.323(02/04/01)
□一本毛はモンゴルの草原に棚引くよ
http://www.mongolhair.com/whair.html
(石川 敬峰)