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光学式マウスで火を起こすサバイバル向けソフト「デスクトップ百円ライター」無人島に漂着してもノートPCと光学式マウスがあれば、ライターなしで火を起こせる
「デスクトップ百円ライター」は、光学式マウスのダイオードから出る光を極限まで高めることで、紙などに火をつけるソフト。船が難破して漂流した末、無人島に漂着した際もノートPCと光学式マウスさえ持っていれば、簡単に火を起こせて便利。また、指向性の高い光を放つので、雪山で遭難した際に、3km離れたふもとの救助隊へ救難信号を送る用途にも利用できそうだ。 使い方は簡単で、マウスの底面を黒っぽく燃えやすいものに向け、[Alt]キーを押しながらマウスホイールをすばやく回転させるだけ。すると、“シュボッ”というWAVE音声が鳴り、マウスの底面から放射される光が強くなる。そのまま、マウスを動かさずにしばらく待つと煙が立ち始め、やがて火が起こる仕組み。光を照射し始めてから火がおこるまでの時間は、燃やすものの材質や色によって変わり、編集部で試したところ黒色の画用紙に着火するまで5秒ほどかかった。 光が強くなる際に再生される音は、100円ライターの着火音のほか、ターボライターをつけた際の“ボーッ”という音や、アセチレンバーナーの“ゴーッ”という音の3種類が用意されており、設定画面で切り替え可能。 なお、黒っぽいマウスパッドを使用している場合は、誤って着火してしまう恐れがあるので、本ソフトを誤って起動しないように注意しよう。また、作者のサイトでは火をつける対象をマウスでこする「デスクトップマッチ」がフリーソフトとして公開されており、こちらはボール式マウスでも利用可能。
【著作権者】ロビンソン・クロート 氏
□サバイバルモバイラーの道具箱 (短谷川 誤太郎)
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