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無償のブログ編集ツール「Open Live Writer」が1年3カ月ぶりのアップデート

“Googleフォト”の仕様変更に対応、高DPIモニター向けの修正も

「Open Live Writer」v0.6.2.0

 米Microsoft Corporationは23日(現地時間)、ブログ投稿ソフト「Open Live Writer」の最新版v0.6.2.0を公開した。現在、本ソフトの公式サイトから無償でダウンロード可能。すでにインストール済みの場合は、自動更新機能を利用してアップデートすることもできる。

 「Open Live Writer」は、“WordPress”や“Blogger”といったさまざまなブログサービスに対応した記事作成・投稿ソフト。HTML編集から記事のプレビュー、ブログサービスへの投稿までをGUIでシームレスに行うことが可能で、Windowsプラットフォームで最も使い勝手のよいブログ投稿ツールのひとつとして根強い人気を集めている。

 1年3カ月ぶりのアップデートとなる本バージョンは、“Googleフォト”の仕様変更への対応をメインとしたメンテナンスリリース。“Blogger”へ画像付きの記事を投稿する際、“Googleフォト”への画像アップロードが失敗してしまうことがあるが、“Open Live Writer”という名前のアルバムを作成すれば、これまで通り画像付きの記事を投稿することができる。

 そのほかにも、高DPIモニターのサポートを強化するための変更がいくつか追加。ビルドと署名のプロセスが自動化され、“ストア”への公開を含めた今後のリリース処理が簡単になり、今後のアップデートが容易になっているという。より活発なアップデートに期待したい。

ソフトウェア情報

「Open Live Writer」
【著作権者】
.NET Foundation
【対応OS
(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別
フリーソフト
【バージョン】
0.6.2.0(17/05/23)