マイクラがクロスデバイス対応へ ～PC、モバイル、ゲーム機すべて一緒に遊べる

「Minecraft」の公式ブログ

　米Microsoft傘下のMojang ABは11日（現地時間）、ボクセルスタイルの箱庭（サンドボックス）ゲーム「Minecraft」（マイクラ、マインクラフト）をマルチプラットフォームプレイ対応にする計画を明らかにした。今夏に次期アップデート“Better Together Update”として無償提供される。

　“Better Together Update”では、Xbox Oneや Nintendo Switchといった家庭用ゲーム機（コンソール）版、モバイル版、VR版が統合され、単なる「Minecraft」と呼ばれるようになる。“Better Together Update”を受け取った「Minecraft」は、Windows 10を含めたマルチプラットフォーム・クロスデバイスでプレイ可能。サーバーブラウザーから“Lifeboat”、“Mineplex”、“InPVP”、“Cubecraft”などのサーバーを選び、同じサーバーに接続して一緒に遊ぶことができるようになる。

　なお、オリジナルのJava版「Minecraft」は「Minecraft: Java Edition」と呼ばれ、コンソール・モバイル・VR共通の「Minecraft」とは区別される。マルチプラットフォームプレイには対応しないようだが、サポートは今後も継続されるとのこと。

　また、秋には“Super Duper Graphics Pack”と呼ばれるダウンロードコンテンツがWindows 10、Xbox One、モバイルおよびVRに無償提供される。“Super Duper Graphics Pack”が適用された環境では、「Minecraft」を4K HDRグラフィックスでプレイすることが可能。ブロックスタイルの世界観はそのまま、光や影、揺れる草木、景色を映し出す水面など、リッチな表現を楽しむことができる。