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RTSゲームの名作「Age of Empires」が復活へ ~Windows 10対応

初代と拡張パック「Rise of Rome」をリマスタリング。非公開ベータも実施

「Age of Empires:Definitive Edition」

 米Microsoft Corporationは12日(現地時間)、リアルタイムストラテジー(RTS)ゲームの名作「Age of Empires」を復刻することを明らかにした。Windows 10専用で、“Microsoft ストア”から購入できるようになる予定。“AgeOfEmpires.com”へサインインして“Age of Empires Insider Program”に参加すればクローズドベータテストに参加できる。

 「Age of Empires」シリーズは、1997年に初めてリリースされたRTSゲーム。プレイヤーはさまざまな文明の中から1つを選んでその指導者となり、技術の研究や施設の建設を進めながら、自分の文明を発展させる。そして強力な軍隊を育て上げ、敵の文明を滅ぼすのが目標。ターン制のゲームとは異なり、すべてがリアルタイムで進展するため、的確な状況判断と対応力が問われる点がエキサイティングだ。

 今回発表された「Age of Empires:Definitive Edition」は、スマートフォン・タブレット向けのリメイク「Age of Empires: Castle Siege」とは異なり、オリジナルの初代「Age of Empires」と拡張パック「Rise of Rome」を忠実に再現したものとなる。石器時代からローマ帝国までの時代を、16の文明でプレイできる。

Age of Empires Definitive Edition - E3 2017 Announce Trailer

 もちろんグラフィックスはリマスタリングされ、4K解像度でのプレイに対応する。サウンドトラックも再集録されるとのことで、新しいストーリーの追加やゲームプレイの改善、マルチプレイのための“Xbox Live”対応なども施される予定だ。