ニュース
無償コードエディター「Visual Studio Code」の8月アップデートがリリース
ドラッグ&ドロップ操作の拡充、HTMLの編集の強化、JavaScriptのリファクタリングなど
2017年9月8日 12:17
米Microsoft Corporationは8日(日本時間)、コードエディター「Visual Studio Code」の8月アップデート(v1.16.0)を公開した。本バージョンにも多くの機能改善が盛り込まれている。
まず、ワークベンチ(エディターをホストするアプリケーションの土台)ではドラッグ&ドロップ操作を拡充。メインウィンドウ左側の[検索]パネルや下部の[問題]パネルに現れるファイルをドラッグ&ドロップで開けるようになった。ドラッグ中には視覚エフェクトも表示されるので、ドロップ後にどのエディターパネルでファイルが開かれるかも把握しやすい。
また、HTMLの編集機能では、開始タグを入力すると自動で閉じタグを挿入する機能や、カラーピッカー機能がサポートされた。JavaScript/TypeScriptでは、指定したコード部分を関数として抽出するリファクタリング機能が新たにサポートされている。そのほかにも、統合ターミナルへのクイックオープン機能の統合、ドキュメントの整備、マルチルートワークスペースのプレビュー導入などが行われているという。
「Visual Studio Code」はWindows/Mac/Linuxに対応するフリーソフトで、現在、本ソフトの公式サイトからダウンロード可能。すでに利用している場合は、自動更新機能を用いてアップデートすることもできる。
Lots to share in the@codeAugust update get it while it's hot! Download:https://t.co/jjhF3nxpcc. See what's new:https://t.co/n1183Xytrq.pic.twitter.com/DV2krMcYxS
— Visual Studio Code (@code)2017年9月7日
ソフトウェア情報
- 「Visual Studio Code」安定版
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10およびMac/Linux
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.16.0(17/09/08)