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「Google Chrome 92」に9件の脆弱性 ~深刻度は「High」

最新版のv92.0.4515.159で解決

「Google Chrome」v92.0.4515.159

 米Googleは8月16日(現地時間)、デスクトップ向け「Google Chrome」の最新安定版v92.0.4515.159を公開した。9件の脆弱性に対処したセキュリティアップデートとなっている。

 このうちCVE番号が公表されている問題は7件。内容はスクリプトエンジン「V8」の型混乱、印刷や拡張機能、WebRTC、「ANGLE」ライブラリにおける解放後メモリ利用(Use after free)などとなっている。深刻度の評価はいずれも「High」で、今のところ悪用の報告はないようだ。

 そのほかにも、内部監査やファジングなどによって発見された問題も修正されているという。

 デスクトップ向け「Google Chrome」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。Windows版は、64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10に対応する。すでにインストールされている場合は自動で更新されるが、設定画面(chrome://settings/help)などから手動でアップデートすることもできる。