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メモリーセーバーを搭載した「Vivaldi 6.7」がリリース ~フィードの自動検出にも対応
パスワードとフィードのエクスポート機能を搭載
2024年4月26日 09:39
ノルウェーのVivaldi Technologiesは4月25日(現地時間)、デスクトップ版「Vivaldi 6.7」を正式公開した。「メモリーセーバー」を搭載するなど、多くの改善が盛り込まれている。
「メモリーセーバー」は、非アクティブなタブを自動的に休止状態にすることで、メモリの使用量を削減する機能だ。これまでもワークスペースやタブスタック(グループ化されたタブ)を手動で休止状態にすることができたが、「メモリーセーバー」ならばそのようなメモリ管理を「Vivaldi」に任せ、メモリを節約できる。
節約したメモリはオンラインゲームや動画視聴などに使っているタブへ割り当てられるため、全体的なパフォーマンスアップが期待できるだろう。休止状態のタブは、アクティブになれば自動で再読み込みされる。
本機能は初期状態で無効。設定画面の[タブ]-[メモリーセーバー]セクションで有効化できる。その際、「メモリーセーバー」が発動するまでの時間をユーザー側で指定することも可能だ。
さらに、本バージョンではフィードの自動検出がサポートされた。「Vivaldi」はWebサイトの新着情報を配信するRSSフィードを購読できるフィードリーダー機能を備えているが、なかにはフィードを配信しているにもかかわらず、そのリンクが見当たらないWebサイトもある。「Vivaldi 6.7」はWebサイトでフィードを見つけると、アドレスバーにアイコンを表示し、クリックするだけで簡単にフィードを購読できるようになっており便利だ。
そのほかにも、本バージョンでは以下の機能が追加された。
- すでに開いているタブの右クリックメニューから新しいワークスペースを素早く作成できるように
- パスワードとフィードのエクスポート
- Mac版でアプリのタイル表示が可能に
デスクトップ版「Vivaldi」は、Windows/Mac/Linux/ChromeOSに対応するクロスプラットフォーム対応アプリケーションで、現在、本ソフトの公式サイトから無償でダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「Vivaldi」Windows版
- 【著作権者】
- Vivaldi Technologies AS
- 【対応OS】
- Windows 10以降(編集部にてWindows 11で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 6.7.3329.17(24/04/25)