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「Vivaldi 6.6」が公開 ~あらゆるWebサイトをダークモードにするオプションなどを追加
好みのWebサイトをサイドパネルに開いておける「ウェブパネル」が強化
2024年3月5日 14:40
ノルウェーのVivaldi Technologiesは2月29日(現地時間)、デスクトップ版「Vivaldi 6.6」を正式公開した。今年初めてのメジャーリリースとなる。
「Vivaldi」には好みのWebサイトをサイドパネルへ開いておける「ウェブパネル」機能が備わっているが、本バージョンではこれが強化。メインの閲覧画面だけでなく、「ウェブパネル」でも「Google Chrome」の拡張機能がフルサポートされ、拡張機能による恩恵を受けられるようになった。ちなみに、「Vivaldi」エンジンは「Chrome」と共通の「Chromium」なので、「Chrome」向けの拡張機能をほとんどをそのまま利用できる。
また、「ウェブパネル」でも戻る・進むといったナビゲーションが利用できるようになった。メインの閲覧画面と同様に操作できるほか、ワンボタンで元のWebページに戻ることもできる。
そのほかにも、本バージョンではさまざまな改善が施されている。
- Webサイトの権限とプライバシーを管理するページが改善
- 「Vivaldi」自体のテーマやOSのテーマとは関係なく、Webサイトの配色をダーク・ライト・自動から選択可能に
- ダークモードがサポートされていないWebサイトであっても、「Vivaldi」が自動でダークテーマを生成するオプション
- 翻訳機能のスピードと精度が向上
- 「Vivaldi」メールに検索フィルターを追加。検索対象とするフォルダーやメールアカウントを選択し、日時・送信者・受信者・CC・件名・メールの内容(本文)・添付ファイルの有無などを指定してフィルタリングできる。反対に、指定した条件に「一致しない」メールだけに絞り込むことも可能
- リーディングリストとメモのデータのインポート・エクスポート。他のアプリへの移行が可能
デスクトップ版「Vivaldi」は、Windows/Mac/Linux/ChromeOSに対応するクロスプラットフォーム対応アプリケーションで、現在、本ソフトの公式サイトから無償でダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「Vivaldi」Windows版
- 【著作権者】
- Vivaldi Technologies AS
- 【対応OS】
- Windows 10以降(編集部にてWindows 11で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 6.6.3271.45(24/02/29)