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Edge、Chromeに続き「Vivaldi」にもARM64版 ~Windows on Armデバイスで快適に動作

早期アクセスのプレビュー、利用は自己責任で

「Vivaldi」v6.6.3271.45

 ノルウェーのVivaldi Technologiesは4月18日(現地時間)、デスクトップ版「Vivaldi」の最新スナップショット「3329.7」を公開した。本バージョンでは、Windows向けのARM64ビルドが早期アクセスのプレビュー版として用意されている。

 編集部の環境で「Speedometer 3.0」ベンチマークを実行したところ、ARM64版「Vivaldi」はx86版「Google Chrome」の2.5倍ものスコアが得られた。ARM64環境で「Vivaldi」を快適に利用したいユーザーにとっては福音となりそうだ。

「Speedometer 3.0」も完走
「Google Chrome」のスコア(参考)。左がARM64版、右がx86版の「Google Chrome」。ARM64版「Vivaldi」はARM64版「Chrome」とほぼ同等のパフォーマンス

 とはいえ、このビルドは「自動テストに組み込まれておらず、1つのハードウェアで軽くテストされただけ」とのこと。とりあえず動作するといった程度の品質のようだ。編集部での環境では大きな問題なく利用できているが、深刻なトラブルが発生する可能性も十分ある。利用はあくまでも自己責任でお願いしたい。

ソフトウェア情報

「Vivaldi」Windows版
【著作権者】
Vivaldi Technologies AS
【対応OS】
Windows 10以降(編集部にてWindows 11で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
6.7.3329.7(24/04/18)