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OpenAI、コーディングエージェント「Codex」に新機能「サブエージェント」を正式導入

雑事を片付ける子分を複数生成し、並列実行

「Codex」の新機能「サブエージェント」

 米OpenAIは3月4日(現地時間)、コーディングエージェント「Codex」に新機能「サブエージェント」(Subagents)を正式導入したと発表した。現在、「Codex」アプリと「Codex CLI」で利用可能。間もなく各社の統合開発環境(IDE)でも、拡張機能を介して利用できるようになる。

 AIモデルには一度に扱える(参照できる)情報量の上限「コンテキストウィンドウ」があり、その限界を超えると、有用な情報がノイズの多い中間出力の下に埋もれてしまう「コンテキスト汚染」や、あまり重要でない細部の情報でコンテキストウィンドウが埋まって性能が下がる「コンテキストロット」が発生する。

 そのため、コーディングエージェントにはメインのタスク――要件、意思決定、最終成果の生成など――に集中させ、それ以外の雑事は他のエージェント、つまりサブエージェントに割り振るのが理想だ。

 そうすれば、メインのコンテキストをクリーンに保てるだけでなく、複数のサブエージェントを並列で動作させることが可能。品質を追求するのでなければ、サブエージェントは「GPT‑5.4 mini」「GPT‑5.4 nano」といった安価で高速な小型モデルでもよいので、うまくモデルを使い分けることができればトータルのコストを抑え、より効率的にタスクを遂行できる。