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Google、音声リアルタイム翻訳モデル「Gemini 3.5 Live Translate」をリリース
70以上の言語に対応、「Google Meet」「Google翻訳」アプリでも展開
2026年6月10日 07:05
米Googleは6月9日(現地時間)、「Gemini 3.5 Live Translate」を発表した。同社の翻訳サービス「Google 翻訳」(Google Translate)の誕生20周年を記念するにふさわしい音声リアルタイム翻訳モデルだ。
Google Translate has come a long way since 2006.
— News from Google (@NewsFromGoogle)June 9, 2026
Now, each month our translation tools support:
🗣️ Nearly 250 languages
🌍 1 billion+ users asking Google for translation help
💬 1 trillion+ words translated across our ecosystempic.twitter.com/G1nYjmWdKF
「Gemini 3.5 Live Translate」 は同社最新の音声翻訳モデルで、70以上の言語に対応。話者のイントネーション、発話ペース、声の高さなどを保ちつつ、ほぼリアルタイムで翻訳音声を生成する。従来の音声翻訳は話者が話し終わるのを待ってから翻訳する「ターンバイターン」方式が主流だったが、「3.5 Live Translate」は話が途切れるのを待つことなく連続生成する「ストリーミング」方式になっており、数秒遅れで流暢な翻訳音声を生成できる。
また、複数言語の入力を自動検出できるのも特徴。手動で翻訳言語を設定する必要はない。ノイズにも強く、騒がしい環境でも高精度な翻訳が可能だ。
「3.5 Live Translate」は開発者向けAPIのほか、企業向けのオンラインミーティングサービス「Google Meet」や、個人ユーザーにもお馴染みの「Google翻訳」アプリでも展開される。
- 開発者向け:「Gemini Live API」および「Google AI Studio」でパブリックプレビュー(モデル名:gemini-3.5-live-translate-preview)
- 企業向け:「Google Meet」でプライベートプレビュー(今月開始、一般展開は今年後半の予定)
- 一般向け:「Google 翻訳」アプリ(iOS/Android)でグローバル展開中
「Google Meet」:言語の壁のないミーティング
「Google Meet」の音声翻訳機能に「Gemini 3.5 Live Translate」が採用される。以前は5言語のみ、翻訳は英語経由に限られていたが、以下の点が大幅に改善される。
- 対応言語:5言語から70言語以上に拡大
- 英語を経由しない翻訳ペア:1回の会議で2,000以上の言語の組み合わせが利用可能に
- インターフェイスの改善
「Google 翻訳」アプリ:電話のような感覚で言語を超えたコミュニケーション
モバイル版「Google 翻訳」アプリ(iOS/Android)のライブ翻訳機能に本モデルが採用され、グローバルで展開される。ヘッドフォンを接続することで、70以上の言語のシームレスな翻訳音声を楽しめる。
さらに、Androidではヘッドフォンなしで翻訳音声を受け取れる新機能「リスニングモード」(listening mode)が導入される。端末を耳に当てるだけで翻訳音声がイヤースピーカーから届くので、普通の電話と同じ感覚で利用できる。
なお、本モデルが生成するすべての音声には「SynthID」のウォーターマーク(電子透かし)が不可聴域に埋め込まれる。あとからAI生成コンテンツであることを検証できるようにすることで、フェイク情報の拡散防止に役立てるためだ。























