ニュース
Arm搭載Windows PCでネイティブ動作する「Google Chrome」、今週より提供開始
動作の高速化、バッテリー持続時間の改善などに期待
2024年3月27日 08:45
米Googleは3月26日(現地時間)、Snapdragonを搭載したArm互換Windowsデバイスを対象に、今週よりフルバージョンの「Google Chrome」をダウンロード提供すると発表した。今年初めよりテストが行われていたが、ようやく正式提供されるようだ。
現在、「Windows on ARM」で提供されている「Chrome」(Stable)はx86版で、エミュレーションにより動作している。これがARM64ネイティブなバージョンになれば、動作の高速化、バッテリー持続時間の改善などが期待できる。最新のベンチマークテストによると、2024年半ば以降に登場するQualcommの次期CPU「Snapdragon X Elite」ならば、さらなるパフォーマンス向上が見込めるという。
ちなみに、「Microsoft Edge」は2020年2月からARM64にもネイティブ対応している。