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データベース開発ツール「SSDT」がARM64版「Visual Studio」に対応へ
「Visual Studio 2022」v17.10 Preview 2/3でテスト中
2024年4月15日 14:55
「Visual Studio 2022」v17.10 Preview 2で、ARM64環境でも「SSDT」がサポートされたとのこと。
「SSDT」(SQL Server Data Tools)は、「Visual Studio」でデータベース開発を行うためのツール。かつてはスタンドアロンのツールだったが、「Visual Studio 2019」「Visual Studio 2022」では、データベース開発ワークロードのコンポーネントとして提供されている。
ARM64版「Visual Studio」でも「SSDT」がサポートされたことにより、Armデバイスでもデータベースプロジェクトが作成できるようになった。Preview 2で利用できる主な「SSDT」機能は以下の通り。
- データベースプロジェクトの処理(オープン、ビルド、パブリッシュ)
- スキーマ比較
- データ比較
- クエリエディター
- テーブルデザイナー
- データベースプロパティエディター
- オブジェクトリファクタリング
一方で、以下の機能はまだ制限されている。
- デバッガー
- コード入力補完機能「IntelliSense」
- localdbを使用したローカルマシンでのデータベース開発
ただし、Preview 3では「IntelliSense」が追加対応されており、徐々にこれらの制限は次第に解消される見込みだ。