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Microsoft、「SQL Server Management Studio 22」(SSMS 22)の一般提供を開始

ARM64対応、「GitHub Copilot」統合、プレビュー版「SQL Server 2025」のサポートなど

「SQL Server Management Studio 22」(SSMS 22)

 米Microsoftは11月12日(現地時間)、「SQL Server Management Studio 22」(SSMS 22)の一般提供を開始した。「Visual Studio」をもとにしたデータベース管理のための統合環境「SQL Server Management Studio」の最新版で、以下の改善が行われている。

  • ARM64に初期対応
  • AIによるコーディング支援機能である「GitHub Copilot」を統合(プレビュー)
  • ユーザーエクスペリエンスの改善:結果グリッドのズーム、実行プランを新規で開く、接続ダイアログの更新
  • クエリのパフォーマンスを改善するためのヒント句を提案する「Query Hint Recommendations Tool」(プレビュー)
  • 「SQL Server 2025」(プレビュー)のサポート:ベクトルデータ型、JSONデータ型とビューワーなど
  • データ分析プラットフォーム「Microsoft Fabric」の統合SQLデータベースをサポート
「SSMS 22」の接続ダイアログ

 「SSMS 22」は現在、同社のドキュメントサイトから無償でダウンロード可能。セットアップは「Visual Studio Installer」で行う仕組みで、利用するコンポーネントもそこで選べる。

セットアップは「Visual Studio Installer」で

 なお、「SSMS 22」は以前のバージョンの「SSMS」との共存も可能。ただし、旧バージョンのサポートは「SSMS 22」の一般公開とともに打ち切られ、新機能の追加やセキュリティ更新プログラムの提供は行われなくなる。できるだけ早く「SSMS 22」への移行を済ませるべきだろう。