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Windowsのプロキシ設定を手軽にON/OFF、Wi-Fi接続とも連動できる「ProxySwitcher」

「.NET 9」ベースになったv2.0.0が公開

「ProxySwitcher」v2.0.0

 Windowsのプロキシ設定をタスクトレイから切り替えられるアプリ「ProxySwitcher」が12月21日、v2.0.0へとアップデートされた。「GitHub」でホストされているオープンソースプロジェクトで、現在リリースページから無償でダウンロード可能。対応OSはWindows 10/11。

Windowsのプロキシ設定。わざわざここへアクセスするのが面倒

 「ProxySwitcher」は、OSのプロキシ設定を簡単に切り替えられるツール。この手のツールはいくつもあるが、本ソフトはグローバルホットキー([Ctrl]+[Alt]+[P]キー)ですばやくプロキシをON/OFFしたり、あらかじめ登録したSSID(ネットワーク名)へWi-Fiを接続すると、連動してプロキシ設定を変更する機能を備えており、日常的な使い勝手に優れる。SSIDは[スキャン]ボタンを押すと自動でリストに追加されるので、わざわざ手入力する必要はない。

 本ソフトにはEXE/ZIP、Standard/Lightweightの組み合わせで4つのパッケージが用意されているが、「Standard」は「.NET 9」ランタイムを含んだバージョン、「Lightweight」はランタイムを省いてファイルサイズを削減した軽量版だ。EXE版は「Microsoft Edge」の「SmartScreen」フィルターなどのセキュリティツールに引っ掛かる場合があるので、「ProxySwitcher_v2.0.0_Standard.zip」を選ぶのが一番無難だ。

4つのパッケージがあるが、どれを選んでいいかわからない場合は「ProxySwitcher_v2.0.0_Standard.zip」を選ぶのが一番無難

 起動するとタスクトレイに常駐し、プロキシの状態(ON/OFF)がトレイアイコンで示される。設定ダイアログへは、このアイコンの右クリックメニューからアクセス可能だ。常用する場合は、Windows起動時に自動実行する設定を有効化しておくとよい。

ソフトウェア情報

「ProxySwitcher」
【著作権者】
clay 氏
【対応OS】
Windows 10/11
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.0.0(25/12/21)