AIノートブック「NotebookLM」にデータテーブルが追加、資料をもとに表を生成

AIノートブック「NotebookLM」に「データテーブル」（Data Tables）が追加

　米Googleは12月18日（現地時間）、AIノートブック「NotebookLM」に「データテーブル」（Data Tables）を追加したと発表した。「NotebookLM」に読み込んだ資料をもとに、自動で構造化された表（テーブル）を生成できるようになる。

「NotebookLM」に読み込んだ資料をもとに、自動で構造化された表（テーブル）を生成できる

　同社はデータテーブルの用途として、以下を挙げている。

• 会議録から担当者と優先度をまとめた表を作成。競合他社との比較をテーブルにまとめることも
• 複数の論文を読み込ませて、臨床試験データを比較する表を生成。研究年数、サンプルサイズ、統計を追跡できる
• 歴史の試験対策のためにできごと、年代、重要人物、結果を整理
• 旅行計画のために目的地の候補、ベストシーズン、予算をまとめて表にする

　「Google スプレッドシート」へエクスポートする下準備として、「NotebookLM」にデータの整理を任せることもできる。

　この機能は同日より、有料サブスクリプション「Google AI Pro」「Google AI Ultra」のユーザーに展開される。無償ユーザーも、今後数週間以内に利用できるようになるとのこと。