ニュース

「SQL Server Management Studio」がARM64に初期対応、「GitHub Copilot」も統合

「SSMS 22」Preview 3がリリース、データベースの「Visual Studio」

「SQL Server Management Studio 22」(SSMS 22)Preview 3

 米Microsoftは10月15日(現地時間)、データベース管理のための統合環境「SQL Server Management Studio 22」(SSMS 22)Preview 3をリリースした。このバージョンではARM64デバイスが初期サポートされているとのこと。「Windows on Arm」デバイスでも「SSMS」をネイティブ実行できる。

 ARM64デバイスへの対応は、「SSMS」をダークモードに対応させる作業と同様、段階的に実施される。初期対応の段階では、データベースの接続やクエリなどが行えるようになっているようだ。そのほかの機能のARM64対応に関しては、今後の進展に期待したい。

 また、「SSMS 22」Preview 3ではAIアシスタンスとして「GitHub Copilot」が統合される。「SSMS」のAIアシスタンスとしては、「SSMS 21」の段階でAzure OpenAIベースの「Copilot」機能が統合されていたが、ユーザーからは「Visual Studio」や「Visual Studio Code」と同じ体験が得られる「GitHub Copilot」を搭載してほしいとの声が多く寄せられていたという。そのため、従来の「Copilot」に代わり「GitHub Copilot」が導入されることになった。

AIアシスタンスとして「GitHub Copilot」を統合

 なお、それ以外のAIプロバイダー(Google、Anthropicなど)を追加する機能も実装される。「GitHub Copilot」にとってかわられたAzure OpenAIも、その機能を介して利用できるだろう。

 プレビュー版「SSMS 22」は現在、公式ドキュメントサイト「Microsoft Learn」からダウンロードできる。