「Google Meet」が参加中の会議を退出せずにほかのデバイスへ転送できるように

「Google Meet」で会議中のデバイス間の転送が可能に

　米Googleは4月24日（現地時間）、「Google Meet」で参加中の会議を退出することなくほかのデバイスに転送できる機能を追加した。

　これまで違うデバイスで参加する場合、一旦会議から退出する必要があった。同機能により、例えば、モバイルで会議に参加しているところを、途中で退出することなくPCに切り替えることが可能になる。

　操作方法は、会議に参加中にほかのデバイスで「Google Meet」を立ち上げ、参加したい会議を選択する。すると通常の選択肢に加え、この会議の参加デバイスを切り替えるための選択肢が追加されているので、それを選べばよい。

　なお、転送すると、もとのデバイス上の会議は切断される。もし、両方のデバイスで会議を継続する場合、ほかのデバイスで「Google Meet」を立ち上げ、参加したい会議を選択して参加オプションから両方で参加するよう操作する。

　利用できるユーザーは全てのGoogle Workspaceユーザーのほか、個人のGoogle アカウントも対象。

　即時リリースドメインは4月24日から段階的にロールアウトされ、最大15日かかる見込み。また、計画的リリースドメインは5月9日から完全展開 の予定で、適用まで1～3日かかるとしている。