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スマホ版「Google Meet」アプリにデータセイバーが追加 ~通信料やバッテリーを節約

CPUの負荷も抑えられるので、他のタスクにリソースを割きたい場合にも

スマホ版「Google Meet」アプリ(iOS/Android)にデータ使用料を制限する機能「Meet セーバーモード」

 米Googleは4月22日(日本時間)、スマホ版「Google Meet」アプリ(iOS/Android)にデータ使用料を制限する機能「Meet セーバーモード」を導入すると発表した。同日より順次展開される。

 「Google Meet」はデバイスのスペックやネットワークの状況に応じてミーティングの品質を自動で調節するが、とくにモバイルデバイスの場合、従量制の通信料を抑えたり、バッテリーの持続時間を延ばしたりするため、よりアグレッシブにリソースを制限したいことがある。今回導入されたセーバーモードは、そうした場合に最適な機能だ。CPUの負荷も抑えられるので、他のタスクにリソースを割きたい場合にも役立つだろう。

 セーバーモードは初期状態で無効化されており、利用するには「Google Meet」アプリのメインメニュー(縦3つの点)から[設定]画面にアクセスし、[データ使用量を制限]オプションをONにする必要がある。この状態でビデオ通話に参加すると、セーバーモードでリソース調整が行われる。