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追加料金なしでの「Copilot」提供が縮小、Microsoftが2026年4月15日より仕様変更へ

大規模組織では「Microsoft 365 Copilot」追加ライセンスの購入が必要に

同社のアナウンス

 米Microsoftは3月17日(現地時間)、「Microsoft 365 Copilot Chat」で仕様変更を実施する方針を発表した。「Microsoft 365 Copilot」アドオンライセンスのないユーザーに対し、2026年4月15日より適用される。

「Microsoft 365 Copilot」アドオンライセンスは、「Microsoft 365」ライセンスに追加のAI機能をトッピングするためのライセンスだ

 今回の仕様変更の概要は以下の通り。サービスの提供品質を維持するため、 追加料金なしでの「Copilot」提供 が縮小される。

  • 「Microsoft 365」ライセンスが2,000シート以上の組織:「Microsoft 365 Copilot」アドオンライセンスが割り当てられていないシートでは「Word」、「Excel」、「PowerPoint」および「OneNote」で「Copilot」が利用できなくなる
  • 「Microsoft 365」ライセンスが2,000シート未満の組織:引き続き「Word」、「Excel」、「PowerPoint」および「OneNote」で「Copilot」を利用できるが、「標準アクセス」の範囲内に制限される

 「標準アクセス」とは、「優先アクセス」の対になる概念。音声アクセスなどの一部の機能が提供されないほか、需要が集中するピーク時に利用が一時的に制限されることがある。これらの制限を解除したい場合は、IT管理者側で「Microsoft 365 Copilot」ライセンスを追加購入し、その「Microsoft 365」ユーザーに割り当てる必要がある。

 また、この仕様変更に伴い、エンドユーザーがどのライセンス状態にあるのかわかりやすくするため、 製品内にラベルが追加 される。

  • Copilot Chat (Basic):「Microsoft 365」ライセンスが2,000シート以上の組織で、「Microsoft 365 Copilot」アドオンライセンスが割り当てられていない状態。「Word」、「Excel」、「PowerPoint」および「OneNote」で「Copilot」が利用できない
  • M365 Copilot (Basic):「Microsoft 365」ライセンスが2,000シート未満の組織で、「Microsoft 365 Copilot」アドオンライセンスが割り当てられていない状態。「Word」、「Excel」、「PowerPoint」および「OneNote」でも、「標準アクセス」で「Copilot」が利用できる

 「Microsoft 365 Copilot」ライセンスが割り当てられており、「優先アクセス」で「Copilot」が利用できる場合は、 「Basic」に代わり「Premium」というラベルが付与される ようだ。

 なお、以下の機能は「Microsoft 365 Copilot」アドオンライセンスがなくても(「Basic」ラベルが付与されていても)引き続き制限なしに利用可能だ。