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「FFmpeg 8.1」がリリース ~「Vulkan Compute」ベースのコーデック対応を拡充

オープンソースのマルチメディアフレームワーク

「FFmpeg 8.1」がリリース

 The FFmpeg projectは3月16日、「FFmpeg 8.1」(コードネーム:Hoare)を公開した。以下の新機能や改善が施されたマイナーアップデートとなっている。

  • 新しいデコーダー:xHE-AAC Mps212:(実験的)、「libmpeghdec」ライブラリを用いたMPEG-Hオーディオのデコード
  • Exifメタデータの解析
  • LCEVC形式への対応:メタデータの解析および転送のサポート
  • GPGPU技術「Vulkan Compute」を用いた新しいコーデック対応:ProResエンコードおよびデコード、DPXデコード
  • 「Direct3D 12」(D3D12)対応:H.264/AV1エンコード、scale_d3d12、mestimate_d3d12、deinterlace_d3d12フィルター
  • Rockchip H.264/HEVCのハードウェアエンコード
  • 音響技術「IAMF」への対応改善
  • フォーマット対応の拡充:hxvsデマルチプレクサー
  • 新しいフィルター:drawvg、vpp_amf

 そのほかにも、今後予定されている「swscale」(画像スケーリングやカラースペースおよびピクセルのフォーマット変換操作を行うコンポーネント)の書き換えに向けた準備を進めているとのこと。「Vulkan Compute」ベースのコーデックと一部のフィルターはランタイムでの「GLSL」コンパイルが不要となったため、初期化が高速化されているという。

 「FFmpeg」は、音声・動画ファイルのフォーマットを変換するツールやライブラリから構成されるオープンソースのマルチメディアフレームワーク。「Google Chrome」や「MPlayer」、「VLC media player」といったオーディオ・ビデオを扱うさまざまなソフトで利用されている。ライセンスは「GNU Lesser General Public License version 2.1」およびそれ以降(LGPL v2.1+)。