NEWS(11/09/01 17:11)

“Google カレンダー”と連携可能になった簡易グループウェア「行先デカ3」v3.2

サーバー版で他PC上のサーバーからメールを介して行き先などを取得する機能も

「行先デカ3 クライアント版」v3.201「行先デカ3 クライアント版」v3.201

“Google カレンダー”のカレンダーを“予定表”へ取り込み“Google カレンダー”のカレンダーを“予定表”へ取り込み

 ヒロコン(株)は1日、5ユーザーまで無償で利用できるコンパクトな簡易グループウェアのサーバー「行先デカ3 サーバー版」とそのクライアント「行先デカ3 クライアント版」の最新版v3.201を公開した。最新版の主な変更点は、「行先デカ3 クライアント版」で“Google カレンダー”のカレンダーを“予定表”へ取り込む機能が追加されたこと。

 同機能を利用するには、まず「行先デカ3 クライアント版」の“予定表”ウィンドウを開き、[オプション]メニューの[Googleカレンダーの[ICAL]限定公開URL設定]項目から、“Google カレンダー”の“限定公開 URL”(iCal形式)を入力する。次に、[オプション]メニューの[Googleカレンダーの今月以降の予定を追加]項目を選択すれば、カレンダーの予定を“予定表”に取り込むことが可能。

 さらに「行先デカ3 サーバー版」では、ほかのPCにインストールした「行先デカ3 サーバー版」に保存されたユーザーの行き先や予定などの情報をメールを介して取得する機能が追加された。行き先や予定などの取得機能は、サーバー同士でメールを定期的に自動送受信する仕組みで、リアルタイム性は低いもののメールさえ送受信できればファイアーウォールなどを気にせず利用できるのがうれしい。

 そのほか、パソコンに「行先デカ3 クライアント版」をインストールしていないユーザーも、メールによる操作専用のユーザーとして登録できるようになった。

 「行先デカ3 サーバー版」はWindows XP/Sever 2003/Vista/Server 2008/7、「行先デカ3 クライアント版」はWindows XP/Vista/7に対応しており、5ユーザーまでは無償で利用できるほか、10ユーザーまで使えるライセンスの価格は7,350円(税込み)。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

「行先デカ3 サーバー版」

【著作権者】
ヒロコン(株)
【対応OS】
Windows XP/Sever 2003/Vista/Server 2008/7
【ソフト種別】
シェアウェア 7,350円(税込み)(10ユーザー以内の、クライアント版を含むセット価格。5ユーザー以内での利用は無料)
【バージョン】
3.201(11/09/01)

「行先デカ3 クライアント版」

【著作権者】
ヒロコン(株)
【対応OS】
Windows XP/Vista/7
【ソフト種別】
シェアウェア 7,350円(税込み)(10ユーザー以内の、クライアント版を含むセット価格。5ユーザー以内での利用は無料)
【バージョン】
3.201(11/09/01)

(長谷川 正太郎)