ニュース

SPなし「Windows 7」のサポート切れまで3週間、「Windows 7 SP1」の自動更新が開始

通常の更新よりも時間がかかるほか、約1GBの空き容量が必要なので注意

公式ブログ“Blogging Windows”

 米Microsoft Corporationは18日(現地時間)、“Windows Update”を経由した「Windows 7 Service Pack 1(SP1)」の自動更新を明日から順次開始すると、公式ブログ“Blogging Windows”で発表した。これはSP1がまだ適用されていない「Windows 7 RTM」を利用しているユーザー向けで、「Windows 7 RTM」のサポートが4月9日で終了することに伴う措置。

 「Windows」製品にサービスパックが提供された場合、その1つ前のリリースには原則として24カ月のサポート期間が設けられる。「Windows 7」の場合、2011年2月に「SP1」が提供されているため、その1つ前にあたる「Windows 7 RTM」のサポートは近々終了する。

 「Windows 7 SP1」の適用には通常の更新プログラムよりも時間がかかるほか、約1GBのストレージ空き容量(x86版で750MB、x64で1,050MB)が必要なので注意。また、ノートPCの場合はACアダプターに接続した状態でアップデートを行う必要がある。

 なお、「Windows 7」の“メインストリームサポート”(新機能の追加も含む)は2015年1月13日まで、“延長サポート”(セキュリティ問題の修正のみ)は2020年1月14日(欧州向けの「Windows 7 Home Premium N」を除く)まで行われる予定。

(柳 英俊)