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リモートデスクトップソフト「TeamViewer」の最新版「TeamViewer 9」が正式版に
複数セッションのタブ切り替えをはじめとするさまざまな機能改善が施される
(2013/12/4 16:46)
独TeamViewer GmbHは3日(日本時間)、リモートデスクトップソフト「TeamViewer」の最新版「TeamViewer 9」を正式公開した。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
「TeamViewer」は、Windows/Mac OS X/Linuxに対応するマルチプラットフォーム対応のリモートデスクトップソフト。タブレット端末やモバイル端末向けの接続アプリも用意されている。リモートコントロールだけでなく、オンラインサポートやオンラインミーティング、プレゼンテーションなどにも利用可能で、個人の非商用であれば無償で利用することが可能。それ以外の用途に利用する場合は、有償ライセンスを購入する必要がある(試用期間は7日間)。
最新版の「TeamViewer 9」では、Windows 8.1とMac OS X Mavericksを新たにサポート。ユーザーインターフェイスのデザインも改善されており、複数のセッションをタブで切り替えられるようになった。
また“コンピュータ&パートナー”リストには通知機能が統合。接続先のPCをデスクトップへドラッグ&ドロップすることで“クイック接続”のためのショートカットファイルを作成することもできる。ショートカットをダブルクリックすれば、当該PCへすばやく接続可能。セッション画面を開くことなく、[送る]メニューや“コンピュータ&パートナー”リストからファイル転送が利用できるようになったのもうれしい改善点と言えるだろう。
さらに、クリップボード機能が強化されたのも大きな変更点。クリップボードを介してファイルやフォルダをやり取りできるようになった。
そのほかにもビデオ転送の高速化、“Wake-on-LAN”への対応、2段階認証によるアカウントの保護などが新たにサポートされている。
ソフトウェア情報
- 「TeamViewer」Windows 版
- 【著作権者】
- TeamViewer GmbH
- 【対応OS】
- Windows 98/Me/NT/2000/XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/Server 2008 R2/8/Server 2012およびWindows Home Server/Home Server 2011
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(個人の非商用のみ)
- 【バージョン】
- 9.0.24322(13/12/03)