ニュース

Microsoft、“Office Online”のための「Google Chrome」拡張機能をリリース

履歴から文書をすばやく開いて“Office Online”で編集。“OneDrive”のブラウズも

「Office Online」v0.7

 米Microsoft Corporationは29日(現地時間)、10月の「Microsoft Office」ファミリーへ加えられたアップデートの内容を、公式ブログ“Office Blogs”で明らかにした。今月のアップデートでは“Office Online”における「Skype」統合が拡充されたほか、Android版の「Office」とMac版「Office 2016」が改善された。加えて、新しい「Google Chrome」用の拡張機能がリリースされている。

 今回リリースされた「Google Chrome」用の拡張機能の名前は、「Office Online」。最近利用したオフィス文書へ「Google Chrome」からすばやくアクセスし、“Office Online”で編集するするために開発された拡張機能で、「Word」「Excel」「PowerPoint」「OneNote」に加え、最近新たに“Office”ファミリーに加わった「Sway」のドキュメントを作成することもできる。

 また、“OneDrive”や“OneDrive for Bussiness”に保存されたドキュメントや、ローカルに保存されたオフィス文書を“Office Online”で開いて編集することも可能。フル機能の「Microsoft Office」がインストールされていない環境であっても、簡単な編集だけならこれで事足りる。

「Word」「Excel」「PowerPoint」「OneNote」「Sway」のドキュメントを作成
“OneDrive”と“OneDrive for Bussiness”に対応

ソフトウェア情報

「Office Online」
【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
0.7(15/10/23)

(樽井 秀人)