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ネットワークプロトコルアナライザー「Wireshark」v2.0.2が公開、18件の脆弱性が修正
旧安定版v1.12系統にも脆弱性を修正した最新版v1.12.10が登場
(2016/2/29 14:30)
Wireshark Foundationは26日、オープンソースで開発されているパケット取得・プロトコル解析ソフト「Wireshark」の最新安定版v2.0.2を公開した。Windows/Mac/Linuxなどに対応しており、現在Windows/Mac OS X向けのインストーラーとソースコードが本ソフトの公式サイトから無償でダウンロード可能。また、Windows版のインストーラーは窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。
今回のアップデートではMicrosoftの署名要件に合わせ、Windows版のインストーラーがSHA-1/SHA-256の両方で署名されるようになったほか、18件の脆弱性が修正された。そのほかにもプロトコルのアップデートや不具合の修正が行われている。
なお、同日付けで「Wireshark」の旧安定版v1.12系統にも新バージョンとなるv1.12.10がリリースされている。v1.12.10でも7件の脆弱性が修正されているので、利用中のユーザーはアップデートを怠らないようにしたい。
ソフトウェア情報
- 「Wireshark」安定版
- 【著作権者】
- Gerald Combs and contributors
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows Vista/Server 2008/7/Server 2008 R2/8/Server 2012/10など
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.0.2(16/02/26)