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Microsoft、「Visual Studio」にR言語サポートを追加する「R Tools for Visual Studio」
プレビュー版として公開。「Visual Studio」のコーディング支援機能をR言語でも
(2016/3/10 14:46)
米Microsoft Corporationは9日(現地時間)、「Visual Studio」をR言語の開発環境にすることができる「R Tools for Visual Studio(以下、RTVS)」をプレビュー版として公開した。現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。
「RTVS」は「Visual Studio」にR言語サポートを追加するプラグイン。入力補完機能“IntelliSense”をはじめとする「Visual Studio」の強力なコーディング支援の恩恵を、統計解析分野向けに設計されたR言語でも受けることができる。“Python”用の「PTVS」や“Node.js”用の「NTVS」と同様、オープンソースで開発されている。
「RTVS」では、対話ウィンドウでのコード実行や構文補完機能“Intellisense”を利用したコーディング、変数の値を調査できる変数エクスプローラー、デバッグ機能、履歴機能などが利用可能。「Visual Studio 2015 Update 1」に対応しており、無償の“Community”と組み合わせることもできる。
なお、利用の際は「Microsoft R Open」などのR言語インタープリターが別途必要。「Microsoft R Server」による「SQL Server」を利用したビッグデータの解析もサポートされるという。
ソフトウェア情報
- 「R Tools for Visual Studio」
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- Windows(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.2(16/03/09)