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「Windows 10 Insider Preview」Build 14295が“Slow”リングに、ISOファイルも
拡張機能に対応した「Microsoft Edge」や、改善された日本語の手書き入力を体験できる
(2016/3/31 15:40)
米Microsoft Corporationは30日(現地時間)、PCおよびモバイル向けの「Windows 10 Insider Preview」Build 14295を“Windows Insider Program”の“Slow”リングの参加ユーザーに対して公開した。PC版のISOイメージファイルも間もなく公開されるという。
本ビルドは“Fast”リングの参加ユーザー向けに先行配信されているものと基本的に同一で、拡張機能のサポートをはじめとする強化された「Microsoft Edge」や、改善された日本語の手書き入力などの機能を体験することができる。
また、「Windows 10 Anniversary SDK Preview Build 14295」の利用にも本ビルドが必要となる。これはWindows 10の次期アップデート「Windows 10 Anniversary Update」に搭載される予定の新機能を利用した開発を行うための開発者キットで、手書き入力機能“Windows Ink”、認証機能“Windows Hello”、音声アシスタント“Cortana”といったAPIアップデートの恩恵が受けられるほか、“HoloLens”で動作するホログラフィックアプリケーションの開発や、“Xbox One”へのUWPアプリのデプロイ・テストなどがサポートされる。
そのほかにも本ビルド固有の修正点として、ゲームパッドの接続時にフリーズする問題や「Edge」でパスワードを入力する際に[CapsLock]キーを押すとページがリフレッシュされる問題、「Xbox」アプリなどへサインインできない問題、“カスペルスキー”シリーズのマルウェア対策ソフトが動作しない問題などが解決されているとのこと。