レビュー
マルチユーザー対応のマルチカラム型Twitterクライアント「Tweeten for Windows」
「TweetDeck」をベースにしたスタンドアロン型アプリ
2016年8月31日 16:08
「Tweeten for Windows」は、マルチユーザー対応のマルチカラム型Twitterクライアント。Windows 7/8/10に対応するフリーソフトで、本ソフトの公式サイトからベータ版をダウンロードできる。
「Tweeten」は、Twitterが公式に提供しているWebアプリケーション型のクライアント「TweetDeck」を“より小ぎれいに(prettier)”なるよう改造を施したバージョン。「Google Chrome」版と「Microsoft Edge」版が存在するほか、“Electron”で開発されたWindows/Mac対応のスタンドアロンアプリ版が存在する。このスタンドアロンアプリ版は、すでにサポートが打ち切られた「TweetDeck for Windows」の代替として有力だ。
本ソフトは、「TweetDeck」へスキンをかぶせたような設計になっているため、基本的な機能は「TweetDeck」とほぼ共通。さまざまな種類のタイムラインを“カラム”として並べて同時に閲覧できるのはもちろん、メインとなるアカウントのほかに複数のアカウントを紐づけ、それらのアカウントのタイムラインをカラムとして追加したり、ツイートをそれらのアカウントへマルチポストすることもできる。
さらに、カラムのレイアウトを自由にカスタマイズしたり、時刻を指定してツイートする予約投稿機能といった「TweetDeck」でお馴染みの人気機能もそのまま利用可能。アカウントの設定やカラムのレイアウトといったカスタマイズは、「TweetDeck」と「Tweeten」で共有されるようだ。
「Tweeten」独自の機能としては、フルスクリーン表示(ブラウザーが対応しているならば「TweetDeck」でも可能)や常に最前面へ表示する機能などが挙げられる。また、右クリックメニューの[settings]コマンドから設定ダイアログを呼び出して、デザインや挙動をカスタマイズすることも可能。たとえば、ダークテーマへ切り替えたり、カラムの幅を調整することができる。また、ツイートのリアクションコマンドを常に表示したり、ツイートとツイートの間に境界線を表示するといったことも可能だ。
ソフトウェア情報
- 「Tweeten for Windows」
- 【著作権者】
- Mehedi Hassan 氏、Gustave M. 氏
- 【対応OS】
- Windows 7/8/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- BETA 3.3(16/08/22)