REVIEW(12/11/26)
Web閲覧履歴をチャート風に表示するChrome拡張「ヒストリーマップ・フリー」
ウィンドウやタブごとにグループ化された履歴をリンクの関係とともに表示
「ヒストリーマップ・フリー」は、Webページの閲覧履歴をグラフィカルに表示する「Google Chrome」用の拡張機能。「Google Chrome」に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7上の「Google Chrome」v23.0.1271.64で動作を確認した。ライブラリサイト“Chrome ウェブストア”からダウンロードできる。
本拡張機能を導入した「Google Chrome」では、グラフィカルに描かれた“履歴”をツールボタンから呼び出せるようになる。「Google Chrome」が標準で用意している履歴機能はそれぞれを時系列順に並べただけのものである一方、本拡張機能は履歴をウィンドウやタブごとにグループ化するとともに、リンクの関係もフローチャート風に表示してくれるのが特長。
たとえば、大量にタブを開きながら調べ物をしていると、どのタブでいつ表示したのか、わからなくなってくる。そんなときに本拡張機能を活用すると、Webページのタイトル名を忘れてしまった場合でも、そのWebページへ辿り着いた経路をうっすらと覚えていれば、目的のWebページを探し出せる可能性が高まる。
また、本拡張機能のメニューから[まとめ]を選択すれば、ウィンドウやタブごとのグループ化を止めると同時に、重複するWebページを統合し、リンクの関係を重視する形で履歴を表示させることも可能。なお、本拡張機能の履歴は「Google Chrome」のウィンドウをすべて閉じるとリセットされるほか、本拡張機能が有効になっていると「Google Chrome」標準の履歴機能は呼び出せない。
- 【著作権者】
- 瀬端合同会社
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.2.1.1(12/11/15)