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赤ちゃん向け電子書籍投稿サイト“バブー”公開

電子書籍に使用される“赤ちゃん文字”は、大人には落書きにしか見えないのが特徴

“赤ちゃん文字”。落書きではないとのこと

 (株)バブーは1日、赤ちゃん向けの電子書籍投稿サイト“バブー”を公開した。

 “バブー”は、1歳前後までの赤ちゃんを対象とした電子書籍投稿サイト。マイクなどを利用して音声入力した“赤ちゃん言葉”を“赤ちゃん文字”に自動変換して、電子書籍に使用するのが特徴。

 “赤ちゃん文字”は、バブーの社長ひろとくん(3さい)が妹のゆいちゃん(3カ月)と一緒に思いついた文字で、ひろとくんは赤ちゃんならだれでも読めるよと主張しているが、周りの大人には落書きにしか見えない。

 作成した電子書籍はEBUB形式で公開可能で、無償での配布が可能なほか、いないいないばあを2分してくれた人のみ、などと配布の際に条件を付けることもできる。付けられた条件の30%が手数料として徴収される仕組みで、主にゆいちゃんがご機嫌斜めな際、あやすために使用される。

 また、たっち入力にも対応しているが、この手法で入力する場合は赤ちゃんが“たっち”できる必要があるので、ベテランの赤ちゃんのみ利用可能。

 今後は、ハーイやチャーンなどで構成される言語や、おしゃぶりの音のみで構成される言語にも対応予定とのこと。

(木喬喪斗 多禾斗支)