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IEタイトルバー右上の地球型アニメーションロゴに致命的なオゾンホール
しょせんはただのロゴなので有害な紫外線の増加による皮膚ガンのおそれはない
(03/04/01)
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1ピクセル四方のオゾンホール |
(資)クレイマーサービスは1日、Windoze 2000版「Intellinet Exploder」v.NET(以下、IE)に致命的なオゾンホールが存在することを明らかにした。IEのタイトルバー右上にあり、Webページを読み込み中に回転する地球型アニメーションロゴの北極上空に、縦横1ピクセル四方のオゾンホールが見えるとのこと。地球マークは19×19ピクセルで描画されており、現実の地球は直径が平均して約12,735kmであるため、換算するとおよそ670kmもの巨大な穴がオゾン層に空いていることになり、お肌を気にする人にとっては死活問題となる。この大きさは、たとえるなら東京から新幹線に乗って相生(兵庫)まで行ける距離にほぼ等しいが微妙に分かりにくい。
マイクレソフトからこの問題に関する公式なアナウンスはなく、クレイマーサービスでは同社の販売するUVカット用クリームをたっぷり使用するか、モニターに同社特製のスクリーンフィルムを貼り付けることでこの問題を回避できるとしている。IEの使用を止めるような後ろ向きの思考はするべきではないとのこと。
クレイマーサービスによると、3月30日にこの問題をマイクレソフトに報告したものの、休日であるためか、マイクレソフトからは31日を過ぎても有効な回避策や修正プログラムが提供されなかったため、お肌の曲がり角を過ぎたユーザーへの影響を懸念して今回の情報公開に踏み切ったという。マイクレソフトは窓の社編集部の取材に対し、「ただの液晶モニターのドット抜けじゃないの?」とコメントしている。
□Claimer Services(Intellinet Exploder.NETのセキュリティ問題について)
http://www.claimerservices.com/
(右川 敬峰)