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ガラスの靴に焦点を当ててアンティーク絵本などを展示する「シンデレラとガラスの靴展」

2017年7月15日(土)から10月1日(日)まで、SUWAガラスの里の美術館にて「シンデレラとガラスの靴展」が開催される。アンティーク絵本コレクターかわたまさなお氏の協力のもと、19世紀から20世紀初頭に出版された貴重なシンデレラの絵本を150点ほど展示。参加費は大人700円(7月15日と7月16日は600円)/ 中学生以下無料で、本特別展の入場料とオリジナルグッズの売上げの一部は、長野県立こども病院および国立成育医療研究センターの子どもホスピスの運営に寄付される。会期中の開催時間は9:00~18:00。

「シンデレラ」の物語は、世界各地にさまざまなバージョンがあり、その起源には諸説がある。その「シンデレラ」の作中で印象的なものがガラスの靴。ガラス素材を用いた新しい芸術が開花した19世紀末は、石版多色刷り印刷の技術が普及したことから大衆向けのカラー印刷の絵本が市場に出回るようになり、とりわけ「シンデレラ」は人気のタイトルであった。本展では、その「シンデレラ」のガラスの靴に焦点を当てたアンティーク絵本が展示される――

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