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「VLC media player」v2.2.4が公開、脆弱性を1件修正

アプリケーションのクラッシュと任意コードの実行を引き起こす恐れ

「VLC media player」v2.2.4

 仏VideoLAN Projectは5日(現地時間)、メディアプレイヤー「VLC media player」の最新版v2.2.4を公開した。現在、Windows版とMac版が本ソフトの公式サイトから無償でダウンロードできる。

 「VLC media player」は、追加のコーデック不要でさまざまなフォーマットが再生できるオープンソースのマルチメディアプレイヤー。マルチプラットフォーム対応であることも特徴で、Windows/Mac版のほかにも、各種LinuxディストリビューションやBSD系のOS、Android、iOSなどがサポートされている。また、デスクトップとモバイルの両方に対応した“ユニバーサル Windows プラットフォーム(UWP)”版の開発も進められている。

 本バージョンは、「VLC media player」v2.2.0(コードネーム:Weatherwax)系列で4番目となる安定リリースで、軽微なユーザーインターフェイスの修正と不具合の修正がメイン。ただし、アプリケーションのクラッシュと任意コードの実行を引き起こす恐れがある脆弱性(CVE-2016-5108)が1件修正されているので、アップデートを怠らないようにしたい。

ソフトウェア情報

「VLC media player」Windows版
【著作権者】
VideoLAN Team
【対応OS】
Windows XPからWindows 10まで
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
2.2.4(16/06/05)