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「Windows 10 Insider Preview」Build 14361が“Fast”リングに

“Hyper-V コンテナー”をサポート。「Microsoft Edge」には「LastPass」拡張が追加

「Windows 10 Insider Preview」Build 14361

 米Microsoft Corporationは8日(現地時間、以下同)、「Windows 10 Insider Preview」Build 14361を“Windows Insider Program”の“Fast”リングの参加ユーザーに対して公開した。本ビルドでは“Hyper-V コンテナー”がサポートされ、Windows 10で「Docker」をネイティブに利用できるようになるなどの改善が盛り込まれている。

 まず、「Microsoft Edge」では新たに「LastPass」拡張機能が利用できるようになった。「LastPass」はマルチプラットフォーム対応のパスワードマネージャーで、複数のデバイス間でWebサイトのIDとパスワードを同期することができる。

「Microsoft Edge」では新たに「LastPass」拡張機能が利用できるように

 次に“Windows インク”が改善された。不具合の修正とパフォーマンスの改善がメインだが、「スケッチ パッド」におけるアイコンのアップデートや、すべてのインクを削除する機能の追加といった修正も含まれている。

 3つ目に、「設定」アプリのユーザーインターフェイスが改良された。たとえば、サイドバーにもライトテーマとダークテーマの背景が反映されるようになった。アクティブな項目には、左端にハイライトカラーでマークが追加される。また、[ホーム]アイコンと検索ボックスの位置が変更された。

従来の「設定」アプリ
「Windows 10 Insider Preview」Build 14361の「設定」アプリ

 そのほかにも、Blu-rayドライブのアイコンがアップデートされるなどの改善や、フィードバックで寄せられた不具合の修正などが行われている。また、4月に引き続き、近々バグ潰しプログラム“Bug Bash”が開催されるとのこと。詳しくは「フィードバック Hub」アプリや「Insider Preview」についての情報を発信しているDona Sarkar氏のTwitterでアナウンスされるという。